弁護士紹介 lawyer

ごあいさつ

弁護士登録以来、日々出会う一つ一つの事件に一生懸命取り組んできました。どんなに難しい法的問題でも、ご依頼者に分かりやすく説明し、ご理解いただきながら、チームとして事件を解決することをモットーとしています。
また、いろんな研究活動にも取り組んできました。その一つに、子どもの権利に関する研究があります。これは『親権と子ども』(榊原富士子先生との共著、岩波新書)の出版、法制審議会家族法制部会の委員就任などの形につながっています。もう一つは、租税法に関する研究です。青山学院大学の大学院で三木義一先生のもと租税法などのビジネスローを研究し、修士号をいただきました。
こうした幅広い経験を活かしつつ、さらに研鑽を積み、良質の法的サービスをご提供できればと思っております。

弁護士 池田清貴

経歴

1997年3月

東京大学法学部卒業

1998年11月

司法試験合格

2000年10月

弁護士登録(東京弁護士会)、矢吹法律事務所入所

2008年9月

くれたけ法律事務所に参加

2017年3月

青山学院大学大学院法学研究科終了(ビジネスロー)

役職

2007年4月〜

東京都児童相談所協力弁護士

2013年4月〜

中央大学法科大学院非常勤講師

2014年5月〜2021年5月

三鷹市教育委員

2018年4月〜

東京家庭裁判所調停委員

2019年12月〜2021年5月

厚生労働省子どもの権利擁護に関するワーキングチーム

2021年3月〜2024年1月

法制審議会家族法制部会

書籍

家族法関係

・『離婚紛争の合意による解決と子の意思の尊重』(二宮周平・渡辺惺之編著)(共著、2014年、日本加除出版)
・『家事事件における保全・執行・履行確保の実務』(日弁連家事法制委編)(共著、2017年、日本加除出版)
・『親権と子ども』(共著、2017年、岩波新書)
・『家事事件リカレント講座 離婚と子の監護紛争の実務』(若林昌子・犬伏由子・長谷部由起子編著)(共著、2019年、日本加除出版)

租税法関係

・『新 実務家のための税務相談 民法編』(三木義一監修、本山敦・伊川正樹編)(共著、2017年、有斐閣)
・『典型契約と税法務』(中村芳昭・三木義一編)(共著、2018年、日本加除出版)

論文

家族法関係

・「離婚と子ども」チャイルドヘルス17巻8号)46頁
・「子どもの手続代理人制度の充実」自由と正義67巻4号2016年58頁
・「親の離婚紛争における子どもの最善の利益~子どもの手続代理人として~」家庭の法と裁判5号(2016年)14頁
・「民事執行法等の改正(前編)-第三者からの情報取得制度について」養育費相談支援センター編ニューズレター第24号(2020年)1頁
・「民事執行法等の改正(後編)-子の引渡しの直接的な強制執行について」養育費相談支援センター編ニューズレター第25号(2021年)1頁
・「離婚と子どもの養育」日本子どもを守る会編『2021子ども白書』(かもがわ出版、2021)154頁
・「弁護士から見た中間試案」ジュリスト1582号20頁(特集「家族法改正中間試案をめぐる議論状況」)
・「家族法制の見直しに関する民法等の改正案〜とりわけ養育費について」金融・商事判例1690号1頁

租税法関係

・「離婚時の財産分与における譲渡所得課税の再検討」青山ビジネスロー・レビュー 7巻 1号 1頁